連携医師会 五條市医師会長ご挨拶 | |
社団法人 五條市医師会 会長 槇野久春 |
五條市医師会では、日頃より地域医療を重視してさまざまな活動を行っております。 救急医療としては、昭和57年より「五條市休日救急診療(在宅当番医制)」の伝統があります。また、平成7年8月からは土曜・日曜午後6時からの「五條市応急診療所」が開設され、五條市医師会では積極的に参加協力して参りました。 患者本位の医療を目指す上で、地域病院との連携は欠かせず、平成4年より、県立五條病院との間で病診連携を構築し、平成20年からは、隣県であり隣市でもある橋本市民病院と病診連携を開始して、患者情報の交換を密にし、患者さん本位の一貫性のある医療を目指して展開してきたところです。 このたびは伊都郡医師会よりお誘いを受け、橋本保健医療圏で実施されているゆめ病院のモデル事業に参加させていただくことになりました。 以前より伊都医師会における先進的取り組みについては、少しは耳にしておりましが、ITの進歩を取り込んでさらに進化した患者情報(検査情報、画像情報)の共有システムを構築されようとしていることについては、期待するところ大きく、病診連携や診診連携にも資するものと考えております。 しかしながら、モデル事業の期間が限られており、実効を上げるには余りにも短すぎることを危惧しております。このことにつきましては関係各位の今後のご努力に期待する次第です。 五條市医師会では、在宅医療の患者さんや、橋本市民病院との病診連携にかかる患者さんを中心にゆめ病院への登録、IDカードの発行等を行い、微力ながらゆめ病院に貢献して参りたいと考えております。 今後とも宜しくお願いいたします。 |